本日の日記

恵比寿の隠れ家中華 中村玄の麻辣香鍋食べてきた

中村玄火鍋

恵比寿にある看板の出ていない中華

昨日は、かなり久しぶりに家族以外の人と食事でした。
お相手は、私と同じく、男の子ふたりを育てる働く母。
決定的に違うのは、彼女は帰国子女で、女スパイのような美しい美貌というところかしら。

食べに行ったお店は、火鍋で有名な中村玄。
恵比寿にあります。

知る人ぞ知る、看板の出ていない隠れ家のようなお店ということで、かなりわくわくしながら向かいました。

教えられたビルの2階に上がると、たしかに看板もなにもなく、普通のマンションの一室。
小さな表札に「中村玄」と書いてあり、ああ、やっぱりここでいいんだあとほっとしたくらい。

店内に入ると、彼女がカウンターで待っていました。

まずはお酒から。
お酒のメニューを開くといちばん最初のページにずらっと並んでいたのは薬膳酒。
薬膳サングリアとか薬膳ハイボール。
雰囲気で美しくなりそうだと思った私たちは、ふたりとも薬膳系を選びました(笑)
私は薬膳サングリアに。
甘くて飲みやすい。

初めて食べる火鍋

彼女いわく、こちらのお店は麻辣香鍋という汁なし火鍋が有名なのだそう。

具は15種類の野菜。

牛蒡、レンコンなどの根菜から、セロリ、オクラ、ピーマン、きくらげなど。マコモ茸という珍しい食材も入っていました。
そこに、肉や魚介、豆腐、キノコなどの具材を追加オーダーするというシステム。
辛さも5段階の中からオーダーできます。

15種類もの野菜が一品で摂れるって、健康的ですよね。

私たちは、ホタテと豆腐を追加してみました。
辛さはレベル1、いちばん辛くないものに。
辛いものって時々食べたくなりますが、でも、そんなに得意じゃないんですよ。

 

出てきた麻辣香鍋がこちら。

この唐辛子の数!

唐辛子を先に取り出して食べましたが、取っても取ってもまだごろごろ。

全部取ったつもりが、食べ進めていくうちに

「ココにもあったココにもココにも!」

と、笑ってしまうくらい大量です。

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酔っ払いボタン海老

名物の麻辣香鍋の前に食べたのがネーミングがかわいい「酔っ払いボタン海老」。

ぼたんえびをお酒に漬けたものだそう。

とろとろ~っとした食感でおいしかったです。

麻辣香鍋の他に注文するなら、これがおすすめかな。

gen1

 

激辛耐性のない人は要注意

厨房で火鍋(たぶん火鍋でしょう)を作りはじめると、店内には辛~い空気が満ち満ちてきます。
あまりに刺激が強くて、息を吸うたびにヒイヒイと咳こんでしまうくらい。
初めてカラムーチョを食べた子どものころを思い出してしまいました(笑)

ほんとうに息をするのが苦しいので、いつもは一杯飲めないお酒を飲むしかないという状況。
店員さんは何事もないように、誰ひとり咳込むことなく働いているので、慣れるのかしら?

激辛に慣れていない人は、お水もお願いしておく等の対策が必要かも!マジで。

感想:百聞は一見に如かず

私も、一緒に行った彼女も、日常的にご飯を作っている立場。
「この鍋がウリなんでしょ?そんなにおいしい?家でも作れるわよね」
というのが彼女の感想。
私は、雰囲気で食事をする傾向があって、好きな人と楽しい時間が過ごせればなんでもおいしいと思ってしまうタイプ。
でも、今回のお料理は、たしかに普通よね……と。

食べる人の属性で、おいしさの評価って違ってくるんだろうなあと実感しました。
自炊しない人にとっては、このお料理は物珍しいものでしょう。
野菜不足を実感している人にとっては、一品でたくさんの野菜が摂れてありがたいことでしょう。
激辛好きの人にとっては、たまらない一品でしょう。

辛いものが苦手な人が、激辛好きの人の評価を鵜呑みにしたらいけないのは、よく考えたら当然のこと。

というわけでこの感想は、辛いものが得意でない人が、同じく辛いもの耐性のない方に向けて書いたもの、と理解してください!

彼女とは、つぎにまた新しいお店を発掘しようと誓って別れました。

 

情報が多過ぎて、逆に、自分にぴったりの情報を探すのが難しいですね。
やっぱり、自分で食べてみないことにはわからないなあ。
ほんとうに、百聞は一見に如かず、ですね。

そんなことを思った帰り道でした。