ここ数か月、3歳から8歳くらいまでの子どもたちと過ごしていました。
その理由は、こちらを→http://super-mother.com/archives/3745
そこでとても強く感じたことがありました。
それは、親が子どもにかける言葉です。
親の言葉は、洗脳でもあり、子どもの人生が変わってしまうくらいの威力があるなあということ。
よく言われていることなので、自分でも何をいまさら……と思いますが、実感して腑に落ちるというか。
たとえば、公文のプリントをすらすらこなしていく女子に
「すごいね、あっという間に終わっちゃったね!」
と声をかけると、
「うん。私、賢いでしょ。賢いからパパとママに好かれてるの。」
と返ってくる。
きっと、お父様もお母様も、賢いねと声をかけているのでしょうね。
賢いね、と言われて育った子は、自分は賢いと意識するので、実際にそのようになっていくようです。
これは、スポーツの世界でもそうなんですって。
4月生まれの子は、肉体的にも精神的にも、学年でいちばん成長していますよね。
小学校低学年くらいまではその差が顕著に出ているかと思います。
だから、自分はできる!という思い込みが自然と定着するらしいのです。
プロスポーツ選手に4月生まれが多いというのはホントの話だそうですが、その裏にはそんな秘密(というほどのことでもないけれど)があるみたい。
私の父親は、口の悪い人で、
「不細工」とか「バカ」「のろま」、もうしょっちゅう言われていました。
ついでに祖母も、
「器量が悪い」と。
愛情の裏返し?
そう思えればよかったけれど、そんな図太い神経は持ち合わせていませんでした(笑)
家を出てもう30年近いというのに、この呪縛は強烈で、いまだに自分を「不細工」「バカ」「のろま」って認識してます。
怖い怖い。
親は、気を引き締めて言葉選びをしないと。
ついうっかりが怖いのです。
そうそう、
「私賢いからパパとママに好かれてる」
という話題をうちの子たちにしたところ、
「俺たち、賢くないけど、好かれてるよな!」
と顔を見合わせていました。
賢くないけど好き!
とは言っていないんだけどな(笑)