スポンサーリンク
2年前のお正月に実家に帰省したときのこと。
うちの子たちが、雪が積もってるところに行きたいと言い出したことがあります。
私の実家は栃木なのですが、南の方なので雪はめったに降りません。
北部の那須高原にはスキー場もあるのですけれどね。
じゃあ、北の方に行ってみようか、ということで、電車に乗って北上してみることにしました。
北上するにつれ、のどかな田園風景が見える車窓に、だんだん山が迫ってくるようになります。
所々雪が積もっているのが見え、子どもたちのテンションもあがってきました。
どこで降りようか。。。
行先も決めずに適当に乗ってしまったので、iPhoneで路線図を見ながら、湯西川温泉駅で降りてみることにしました。
温泉駅、というくらいだから、ちょっとは賑やかだろうというイメージを頼りに。
栃木県北部は、温泉がたくさんあるんです。
日光や鬼怒川は有名ですが、秘湯といわれる知る人ぞ知る温泉も結構あるんです。
湯西川温泉という、平家の落人が壇ノ浦の戦いでの傷を癒したと言われるとても古い温泉もあります。
かなり地下にある駅で電車を降り、地上にあがると。。。
雪!!!!!
つらら!!!
やっぱり寒いんだね~。
同じ県内とは思えない。
外に出ると、雪が積もってる~~~!!!!!
さっそく雪山に登るうちの子たち。
ふつうのスニーカーなのに(笑)
駅前の道路の脇には、結構大きな川が流れていて、景色がとても綺麗です。
湯西川温泉駅から、バスで20分ほどのところに温泉街があるそうなのですが、駅直結の道の駅にも温泉があるんです。
外にある足湯は無料。
これが、とっても清潔で、快適なんです。
って、私はタイツを脱ぐ勇気がなくて、足湯に浸かったのは子どもたちだけだったのですが。
私だって、あったまりたい。
と思って、温泉に入ることにしました。
道の駅は、湯西川温泉駅のすぐ隣。
1階は、レストランとお土産などを売っている売店。
2階が温泉になっています。
温泉の入浴料は510円。
温泉も、ロッカースペースも、とても綺麗で清潔です。
施設内は快適な暖かさで、お風呂上りに暑すぎたり寒すぎたりすることもなく、ほんとうに気持ちのよい温泉でした。
この日は電車の中でおにぎりやサンドイッチを食べたので、レストランで食事はしなかったのですが、メニューも豊富で、ちょっと食べてみたい気持ちになりました。
この近くには、いくつかダムがあるのですが、ダムカレーというのが名物らしいですよ。
おそばも、手打ちだそうです。
お土産コーナーには、栃木名産のイチゴを使ったお菓子やパン。
レモン牛乳のお菓子なんかが売っています。
私が個人的にイチオシのお土産は、これです!
薬膳十味唐辛子。
本家伴久という宿が作っている七味唐辛子なのですが、七味じゃなくて十味。
とっても風味がよくて、おいしいです。
お土産にしたら、きっと喜んでもらえると思います。
湯西川温泉駅までは、浅草からは約3時間。
東京からも日帰りでお出かけできる距離です。
帰りの電車の時間をチェックしたら、雪遊びと温泉で、結構遊べると思います。
車で雪道は不安、スキーとかをするわけじゃないけれど、子どもにちょっと雪遊びをさせたいという方には、おすすめです。
なんといっても、駅直結っていうところが楽ちんでいいでしょ?
慣れない雪道を歩きまわることもないし。
冷えたら温泉もあるし。
機会があればまた行きたいなあ。