仕事を持つお母さんにとって、PTAはとても厄介な存在じゃないですか?
正直、子どもたちが小学生だったころ、PTA活動がとてもイヤでした。
できれば避けて通りたいところ。
中には、PTA活動が大好きで、率先して毎回役員を引き受けてくれる人もいますよね。
単にPTA活動が好きなひともいれば、先生と親しくなればわが子を可愛がってもらえるかもというひと、個人で働いているため人脈を広げたいというひともいるみたいです。
でも、たいていは、誰もやりたがらずに、役員決めの席では、どよ~~~んとした重苦しい空気が漂っているのではないかと思います。
Yahooニュースで「保護者を泣かせるPTA 任意加入の原則は守られているか」という記事があったので、つい、最後まで読んでしまいました。
うちの子たちが通っていた小学校は、子どもひとりにつき1回は役員を引き受けるというルールがありました。
でも、双子の場合は免除。これってアリなの? 年の近い三兄弟を持つ私にはとっても疑問。
なら、一家庭につき一回は、とかにしたらいいのにと、いつも思ってました。
あとは、母子家庭は免除とか。
結局私は3回引き受けましたが、引き受けた年はやっぱり大変でした。
PTAの仕事や会合は、ほぼ平日の昼間に集まります。
日程を決める際に、
「わたしその日はスポーツクラブだから行けない」
「その日はランチの約束があるからダメ」
なんていう人がいると、「おいおいおいおいおい、私だって毎日仕事だよ」とか、思ってしまう(笑)
仕事を持ってないお母さんは、遊びの予定がある日は集まれないと言うんだもん。
これ、働くお母さんには、なんだか腹立たしいですよね。
子どもが幼稚園や学校に行っているあいだにのんびり好きなことができる、という生活をしたことがないので、単にうらやましいんでしょって言われてしまえばそれまでだけど。
仕事を持つ身、それも、会社勤めの場合、いろんなしがらみがありますよね。
たとえば、私の場合、
勤務先が少人数で、ひとり抜けるとその分、他の人にしわ寄せがくるので、とても気を遣ってしまうこと。
仕事を抜けたり休んだりする必要があるので、その分自分の仕事が溜まってしまうこと。
そのうえ、PTA活動でお休みをもらうので、自分のためのお休みを取りにくいこと。
人間関係がうまくいっていたとしても、あれこれ気を遣うのですもの。
ちょっとぎくしゃくしているような職場だったら、真面目な話、精神的に辛いだろうなあと思います。
この記事にもあるとおり、PTA活動は任意だというけれど、小学校に入学すると有無を言わさずPTA会費を徴収されるでしょ?
「私、やめます!」
って言ったら、引き落としされないのかな?
初めてPTAの役員になって、しかも、くじびきで委員長になってしまったとき。
夫に愚痴を言ったら、
「そんなにイヤなら、PTAなんて任意なんだから、やめればいいじゃん」
って、冷たい一言が返ってきて、なんかショック~~~~って思った記憶がよみがえってきました。
そういう言い方しなくたって、ねえ。
もう言わない、知らない、頼りにしないって、思っちゃいました。
だから、なんか嫌な気持ちになったのかな、この記事(笑)
PTAの仕事って、毎年、前年と同じことを形式だけ続けているようなものだし、
あんまり意味ないんじゃないの?って思ってしまう。
みんなやりたくないんだし、そんなつまんないこと、いっそのことやめちゃえばいいのに。
まあね、大人の事情でやめられないのでしょうけれど。
あんまりいい思いをしなかったので、PTA、嫌い(笑)
なんかすごく偽善に満ちてるんだもん。