美容

左右対称のもやっとしたシミが気になったら

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そのシミ、もしかしたら肝斑かも?

40代も後半になると、シミが出てきたりしわが増えたり、お肌のトラブルが急増します。なにかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

私が悩んでいるのが肝斑です。肝斑ができるメカニズムには、女性ホルモンが密接に関わっているようで、妊娠中にひどくなる人が多いらしいのです。私がはじめて異変を感じたのも、やはり、三男を妊娠中のことでした。2002年の話です。

はじめに変だなと感じたのは、スキーに行ってもいないのに、スキー焼けしたかのような頬の赤みに気付いたときです。

当時はまだ、肝斑という名前すらメジャーではありませんでした。肝斑のお薬の先駆け、トランシーノが発売されたのが2007年ですから、いったい何だろうと気になるものの、結局肝斑だとわからずじまい。シミなのかな、それとも気付かないうちに日焼けしてたのかな…と悶々としていました。

肝斑ができる原因や、私の場合どうしてできてしまったのか、改善する方法はないのかなど、もしかして私のシミは肝斑かも…とうっすらと感じている人の参考になる情報をお伝えします。

ふつうのシミと肝斑の違いとは

その肝斑のいちばんの特徴は、左右対称に出ること。私のように、目の周りは異常なく、両頬の高い部分にモヤっと、広い範囲に出てきます。モヤっとという表現がぴったりで、周囲との境目もあいまいです。

一般的にシミといわれるものは、老人性色素斑のこと。局所的に出てくるシミで、シミのないお肌との境目がはっきりしています。

このタイプのシミは、美容皮膚科でレーザーを当てれば、かなり綺麗に取ることができるらしいです。お財布に余裕がある方なら、対処できるシミといえるかもしれません。

ところが肝斑は、レーザー治療で逆に濃くなってしまうこともあるのだとか。美容皮膚科も日進月歩の勢いで新しい技術が登場しているようなので、肝斑も治療できるレーザーも出るかもしれませんが、現状ではまだ難しいようです。

では、肝斑ができてしまったら、あきらめるしかないのでしょうか。

肝斑にはトラネキサム酸を服用する

肝斑の治療というと、トラネキサム酸を服用する方法が一般的のようです。美容皮膚科などで処方してもらえるのですが、トランシーノなら薬局で買えます。

私がはじめて肝斑になったとき(肝斑という言葉もわからなかったころ)、トランシーノは登場していませんでした。トランシーノが発売されて(2007年のこと)肝斑というものがあることを知った私は、自分の症状は肝斑に違いないと感じ、早速二箱分買いました。

正直なところ、残念ながら、目立った効果は見えませんでした。。。

個人差があると思いますので、まずは2箱くらいから試してみては?

効果が出る人も必ずいるはず。

 

なぜ肝斑になってしまったのか その原因は

そもそも、肝斑になってしまう原因はどこにあるのでしょうか? 様々な要因が複雑に絡まりあってできるのは間違いないのでしょうが、その中でも、

  • 紫外線
  • ストレス
  • 肌への刺激
  • 妊娠など女性ホルモンの変化

が主な要因のようです。30代から40代に多くみられる症例だということからも、妊娠からの女性ホルモンの変化が大きな鍵を握っているのは間違いないとされています。

思いあたる原因

私の場合、若いころにかなり肌を焼いたことも、肝斑を引き起こすきっかけになってしまったのではないかと思われます。子どものころは夏になると真っ黒になっていましたし、学生のころはウインドサーフィンをしていたので夏になると毎日海に行っていました。かなりのダメージが積み重なっていると思います。

また、三人年子で妊娠したため、肝斑の原因とされる女性ホルモンがつねに妊娠状態だったことも考えられます。

それから、知り合いのいない土地でひとりでの育児ということもあり、ストレスも溜まっていたでしょうし、慢性的に睡眠不足でもありました。

振り返ってみると、肝斑になる原因をすべて満たしていました。

肝斑にならないために気を付けたいこと

肝斑にならないためには、日ごろの紫外線対策はもちろん、規則正しくストレスをためない生活をおくること、マッサージなどで肌を必要以上に刺激しないことなどに気を付ける必要があります。

健康的な生活を送るのがいちばん、ということになってしまいそうですが(笑)

メイクで隠しにくい

肝斑は、広範囲にわたるため、メイクで隠すことが難しいです。小さなシミだと、コンシーラーで隠すこともできますが、肝斑にコンシーラーを使うととても不自然。

肝斑を隠すためにコンシーラーを使うことを勧めているメイクアップアーティストの方や、化粧品メーカーもあります。でも、実際に使ってみると、どれも満足できるものはありませんでした。

メイク頼みで隠すよりは、根本的に体の中から解決してくほうが早いような気がします。

ハイドロキノンクリームもよいらしい

肝斑の治療は、内服としてはトランシーノのようなトラネキサム酸を服用しますが、外用としては、ハイドロキノンクリームが処方されます。

ハイドロキノンクリームは、一般的には病院で処方されるものですが、濃度の薄いタイプは市販ものもあります。

こちらは楽天で購入できますが、美容皮膚科で処方しているものと同じなので、安心して使うことができます。

 

 

 

トランシーノからは基礎化粧品も出ています

トランシーノからは、飲み薬だけでなく、基礎化粧品も出ています。

クレンジングから化粧水、乳液等、すべてトランシーノでそろえることも可能。

 

 

 

肝斑に悩む身にとっては、一度は使ってみたい商品ですよね。

トランシーノを服用し、トランシーノの基礎化粧品をライン使いできたら、肝斑も薄くなりそうな気がします。

まとめ

肝斑は、様々な要因が複雑に絡まり合ってできる治りにくいシミです。

若い方は、十分な紫外線対策をして、肌にダメージを積み重ねないことが大切だと思います。また、肝斑が出てきてしまった方は、早い段階で皮膚科に相談してみるのも得策でしょう。皮膚科で処方してもらった方がお薬も安く手に入ります。

また、肝斑専門のクリニックなどもあるようですから、お財布に余裕があれば、行ってみたいものですね。

https://wove.jp/shimikanpan/index.html