「男の子ばかり大変でしょ?」
「あら、男の子3人! かわいそうに」
「女の子ほしかったでしょ?」
男の子ばかりの子育てをしているママ、こういう言葉をかけられることって、ほんとうに多いですよね。
そういう私も、子どもは、3人男子ばかりです。
長男と三男の年齢差は、2歳7か月。
結構ぎゅうぎゅうに詰まってます。
そんな私が経験した、三兄弟あるある! を、書いてみようと思います。
とにかく食費が半端ない
男子に限らず、女子三兄弟でもそうなのかもしれませんが、とにかく食費がかかる。
一生懸命切り詰めても、それでもやっぱりかかります。
私はずっとフルタイムで働いていたので、宅配も利用したことがあります。
3人連れて買い物に行くのは気力も体力も使いますしね。
うちの子たちが通っていた保育園は、買い物をしてからのお迎えは禁止されていたので、ひとりで買い物ができなかったのです。
とっても便利そうな食材宅配。でも、うちの場合は、長くは続きませんでした。
その理由は、量!
圧倒的に量が足りないんです、宅配のお肉やお魚は。
量が少ないうえに割高。
保育園時代はまだそれでもなんとかなっていましたが、小学生になったら、とても追いつかず、結局スーパーで追加しないといけない状態でした。
それならスーパーで半額のお肉を多めに買って、おなかいっぱい食べさせてあげたいなあ、そうなってしまいます。
男の子は、質より量。うちの場合はほんとにそうです。
男の子とっても食の細い子もいると思うので、よく食べる子の場合だけど、
男の子3兄弟の食材は、宅配よりも、見切り品
は鉄則だと思うな。
÷3の計算だけは速い
アイスのマルチパックとか、大袋のお菓子とかを見つけると、どの子も必ず言うセリフ。
「ひとり何本?」
「ひとり何個?」
そして、÷3の計算だけは速い!(笑)
私もなるべく3で割り切れる数の入ったものを買うようにしてます。
うちの近所のスーパーは、アイスのマルチパックは、5本入りのものが特売になりやすい。
6本入りは値下げされる機会があまりなく、残念に思ってます。
さっきの食費半端ないのところに書く話題かもしれないけど、アイスのマルチパックとか、6本入りを買うと、1日でなくなります。ひとり2本で、あっというまに食べちゃうんですよね。ヤクルト(は高いので、ヤクルトもどきの乳酸菌飲料)なんかも、あっという間。1日で1パック消えていく。牛乳も、毎日、少ない日でも1本は消費します。お菓子も、おやつ代わりの菓子パンも、ヨーグルトも、みーんな3人分。
夏場は素肌に買い物袋がぐいっと食い込む。
買い物袋が重くて、こんな感じにひじの内側が赤くなってしまうのが切ない。
もしもひとりっ子だったら、マルチパックは3日持つのか? なんて考えると、食費に関しては、やっぱり切り詰めるのが難しいですね。
三兄弟は3の段が得意
家の中がいつもじゃりじゃり(中学まで)
うちは、中学時代3人ともサッカー部でした。
小学生時代は遊びで、中学時代は部活で、靴はいつも汚れてる。それだけじゃなく、砂っぽい。家の中は、いつもじゃりじゃりっとしてる。
保育園時代から小学生低学年では、たぶん、裸足で外に出ていたと思います。
ほうきで床を掃くと、どうしてこんなにある? と不思議に思うくらい、砂粒が集まってきます。
家の中がじゃりじゃりしているのは元気な証拠
学校からのお知らせは、伝わらないと思え
これは、うちの子に限った話ではないと信じて書きます(笑)
学校からのお知らせ、お便りの類ですね、これは、ほぼ伝わらないと思っていて間違いありません。
もちろん、絶対に渡してね! そう先生に口を酸っぱくして言われたものは、かろうじて出してきます。でも、日常あたりまえのように配られるものについては、たぶん、学期末まで机の中です。
忘れ物をして失敗体験をしたら、忘れ物をしないだろうと思っていたのですが、うちの子たちは恥ずかしさとかがないのか、全然懲りず。
隣のクラスの○○に借りればよくね?的な発想でした。
そんな感じなので、学校生活では困ることはさほどなかったようです。
でも、心配性なお母さんだったら、気になりますよね、これは。
余談ですが、担任の先生から、
「あの~、今日、個人面談ですけど、お母様、お忘れでしょうか?」
と職場に電話がかかってきたときは、もうっ! お便り出さないからだ~! とさすがにカリカリしました。
お便りなんて渡さなくても死なない
くらいのアバウトな気持ちでいないと、母の神経がすり減ります。
ケガが尽きない
ちょっとした擦り傷や骨折まで、とにかくケガが多いです。
男子ひとりでもそうだと思うのですが、それが3人。
よくもまあ、動くもんだなあと感心してしまうくらいです。
ケガは日常茶飯事
母もどうでもよくなってくる(笑)
男子って、やっぱり女子とは違う人種(人種っていうのは語弊があるかもしれませんが)なんですよね。それをいちいちキーっとなっていたら、ほんとうに神経が磨り減ると思うんです。私自身が神経質ではないからかもしれないけれど、多分、男子3人を育てていたら、なんでもありよねってなってくるのではないかなあ。
だから、神経質すぎる自分がいやで、ちょっとおおらかになりたいって人には、格好の修行だと思います。
いやまじで。
私も、自分で相当いい加減だと思いますが、その分、しっかりたくましく育ってます。
そして、3人ともみんな優しいです。
もちろん大変なことも多いですが、それ以上に、いいことあるんじゃないかな。。。
いまはそう思ってます。
結論は、
男の子3人って大変でしょ?は、必ずしも本当じゃない
かな。