今年もそろそろお盆の帰省シーズンを迎えますね。
帰省や夏休みの旅行で、鉄道も高速道路も大混雑。
ああ、またこの季節か…と思う方も多いのでは?
特に小さいお子さんが一緒の場合、問題は移動!ですよね。
今日は、私自身の苦い経験をもとに、車移動のときの必需品について書いてみようと思います。
長距離のおでかけは、電車?それとも車?
子どもが小さいときは、電車や飛行機などの公共交通機関より、車を使ったほうが断然楽ですよね。それも、子どもが複数いる場合はなおさら。
子どもが複数いると、きょうだい同士でじゃれ合ったり小さなケンカが起きたりと、どうしても騒がしくなってしまいます。眠くなってぐずることも出てくるでしょう。迷惑になっているのではないかと周りの目も気になるし、ママとしては気が気じゃないですよね。
車のいいところはそれだけじゃありません。
CDを流したり、ゲームができたりと、長い時間でも子どもが飽きずにじっとしていられるのもメリットですね。
それに比べて電車の場合、駅構内やホームなど、人ごみの中を何人も連れて歩くのは大変です。
子どもが泣いたりグズったりしたときに逃げ場がない飛行機は、さらにハードルが高いのではないでしょうか。
帰省の手段が飛行機しかないママ、ほんとうに尊敬します。
私の帰省ルート
私の場合、帰省は関東圏内での移動なのですが、電車だと3時間程度かかる距離。
京急線から都営浅草線で浅草まで出て、浅草から東武スカイツリーラインに乗り換え、という流れです。
浅草までは満員電車に乗らなくてはいけなかったり、観光客、それも外人さんまで入り乱れる浅草駅で乗り換えをしなくてはならなかったりで、電車での移動はなかなか大変でした。
金銭的には断然電車を利用したい、だって子どもはタダですしね(笑)。でも、精神的な疲れに体力的な疲れを考えたら、やっぱり車になってしまいます。
で、車の場合はというと、首都高を抜けて東北道を利用するのですが、帰省シーズンはやっぱり激混みなんです。
東北道の渋滞は、ニュースなどでもよく流れるのでイメージがわくと思います。
首都高の渋滞も、ひどいときは1メートル進んでとまり、また1メートル進んでとまり…そんな感じです。
そんなわけで、空いているときは1時間45分ほどの車での帰省も、帰省ラッシュシーズンになると、3時間以上かかってしまうのです。
もちろん、帰省シーズンではなく、空いている時期を狙って帰省できたらよいのですが、会社員には難しいですよね。結局混雑する中、帰省するしか選択肢がないですもんね。
あのセリフが飛び出した苦い経験
もう10年以上前の話になるので、あまり参考にはならないかもしれませんが、年子三兄弟を連れて帰省していた私の体験談です。
まず、家をでる時点で、子どもたちを必ずトイレに行かせます。
そして、家を出てすぐの大黒SAで、実家へのお土産を買い、お菓子と飲み物を用意して、またまたトイレに行って、本格的な出発。
忘れもしない私の苦い経験は。。。
長男3歳、次男2歳、三男1歳の、年末の帰省のこと。
12月28日の仕事を終えて、その日の夜に出発しました。
運転は私。
後ろの席に、子ども3人。
首都高の湾岸線からすでにひどい渋滞。
少しでも空いているところを、と思いました。
渋滞情報は、大渋滞が赤、渋滞が黄色の色で表示されているので、黄色のコースを選び東北道に向かいました。
それでも、途中から、全然動かなくなってしまいました。
八重洲トンネルに入ってから、次男が
「ママおしっこ~!」
と言いはじめるじゃないですか。
こんなときは恐怖のセリフでしかない「ママおしっこ~!」です。
やめてやめて、いまはやめて。
「え~、もうちょっと我慢できる?ずっと渋滞でトイレないよ」
と言う私に、
「おしっこ、おしっこ、がまんできない」
と泣きそうな次男。
ペットボトル作戦はうまくいくのか⁉
こういうとき、運転しているとどうにもならないんですよね。
しかも、渋滞、トンネルのなか。
路肩も狭く、安易に渋滞の列から抜けたら、つぎにいつ戻れるかわからないような状態。
私は、渋滞から抜けるのを諦めて、長男に
「そのペットボトルにおしっこさせて」
と指示しました。
もう、イチかバチかです。
長男、さっと空のペットボトルを手にとり、次男もズボンを下ろして、
うまくいくはずだったんです・・・
でも、勢いがよすぎて…
ペットボトルを持つ長男の胸あたりかかってしまいました。
そりゃあそうですね、まだ3歳と2歳のふたり。
いきなりそんなこと言われても、対応できるわけありません。。。
結局、そのあと渋滞を抜けて、ひとつめにある蓮田SAに着いたころには、ずいぶん時間が経っていました。
びしょぬれだった長男、ほんとうにごめん。。。と反省してもしきれない。
運転中は意外と盲点
実は、運転中って怖いのです。
いっしょに大人が乗り合わせているならまだしも、運転している自分以外大人がいない場合、いつでも車を停められる状態にしておくことが大切だと思います。
高速も、必要あれば路肩に停める勇気も必要ですね。
難しいのは百も承知で、比較的空いている時間の移動をおすすめします。
このおしっこ事件以外にも、私はいろいろ反省点があります。
三男がカギをいたずらして、高速走行中に半ドア状態になってしまったとかも。
子どもは車に乗ると寝てしまうことが多いので、私の場合は、運転中はドライブを楽しめるようなところがあったのですが、逆に起きているときは、何が起こるかわからない。
何かあったら、すぐに運転を中断する、そう意識しておくことって、大事です。
車に乗せておくと便利なモノはこれ!
私の経験から、いざというときの簡易トイレは断然必携だと思います。
うちの子たちが幼かったころは、まだ、簡易トイレ的なものはそれほど見かけませんでした。
でも、震災後、どっと増えたような気がします。
こんなタイプ。
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使っても使わなくても、もしものときに車に置いてあると安心です。
さすがにペットボトルの口じゃ狭いですもん(笑)
男の子だったら気軽に使えると思います。
ママが運転しているときでも、ひとりで使えるよう、一度使い方を練習しておくといいかも。
さっき行ったばかりなのに!
と思ってしまうくらい、トイレの間隔が短い子もいますしね。
帰省シーズンにまだ間に合います!
用意しておいてくださいね~。