シングルマザーって、死んだらどうなるの?
たとえば、お墓。実家のお墓に入れる人はまだしも、それが難しい場合は、どうしたらいいの?
残された子どもたちは、どうやって葬儀をするの?
葬儀はお金がかかるっていうけれど、いったいいくらかかるの? 最低限いくら必要なの?
自分の寿命がいつまでか、それは誰にもわかりません。もしかしたら、明日、死ぬかもしれない。そう思ったら、死んだときのことを考えなくては! と急に考えてしまいました。
タイトルには、「死ぬまでに準備したいこと」と書いてしまいましたが、よく考えたら、すぐにでも取り掛からなくてはいけないことですね。
私自身は、葬儀もしなくてよいし、お墓にも入らなくていいし、お墓参りもしてもらわなくてもよい派。別に恨んだりしません。無宗教だし。
そういう人は少数派なのでしょうか?
実際どうなのかはわかりませんが、一般的にはどうか、とか、現状はこうだ、じゃなくて、できる範囲でいちばん費用がかからない葬儀にまつわることを調べてみます。
死んだら絶対にお墓に入らないといけないの?
前述したとおり、私はお墓に入らなくてもよい派。
遺骨は、そうですね、海に撒いてもらえたら満足。
- 嫁ぎ先のお墓には入りたくない
- 夫と同じお墓に入りたくない
- 実家のお墓に入りたい
などなど、お墓についての話を耳にすることもありますが、実際に、死んだらどこかのお墓に入らないといけないのでしょうか?
なんで当たり前のように、お墓に入ること前提なんだろう?
この問題、結論から言うと、お墓に入らなきゃいけないルールはありません。
海に撒く、でも、山に撒くでも、それはそれで問題ないようです。
シングルマザーの場合、もちろん実家のお墓に入るのもOK。個人的な問題なので、お互いに了承していれば大丈夫なんですって。ですから、やっぱりお墓に入って、子どもたちにお墓参りに来てほしいわ、という方は、実家との関係が悪くないなら交渉しておくとよさそうです。
実家との関係が悪い、または身よりがない場合でどうしてもお墓となると、霊園やお寺の共同墓地、または地域が管理している墓地を用意する必要があります。これは、費用がかかるコースですね。
いずれにしても、残された子どもだけではどうにもならないと思うので、やはり、事前の準備が必要になりそうです。
いちばんお金がかからないのは海や山への散骨でしょ?
と思ったのですが、いまは、海洋散骨の業者もいろいろあるようです。
現法では、海や山への散骨は違法ではないのですが、それでも、やはり嫌悪される行為ではあります。条例で、散骨を禁止している町もあるようです。また、撒く人、わが子にお願いすることになるでしょうが、実際撒く側も、ちょっとイヤですよね。人目も気になるでしょうし。
そこで、業者に任せれば安心というわけです。
船を使って沖合まで出て散骨してくれるといった業者に依頼すると、だいたい5万円以内でなんとかなりそうです。
わが子にお願いするなら、交通費程度で済むでしょうか。
葬儀って必要なの?
葬儀をするしないも、法的に定められたものではないので自由です。自由ではありますが、火葬はしないといけないと定めれらているそうです。
葬儀をせずに火葬のみする場合を、火葬式と呼ぶそうです。
私が住んでいる横浜市では、市営斎場を利用した場合の火葬にかかる費用は12000円となっています。ただ、予約ができるのが、亡くなった日の7日後から。それまで遺体を安置しておく必要などもあるので、結局は、葬儀社にお願いするしかなさそうです。
いろいろ業者を見てみたところ、火葬式の場合で、平均して20万円程度の費用がかかるようです。
まとめ
というわけで、葬儀をしない、お墓も用意しないという場合でも、少なくとも30万円くらいは残しておかないといけないようです。
まだ、さらっと調べただけなので、もしかしたらさらに新しい情報がみつかるかもしれません。
より具体的に調べてみます。
それにしても、死ぬことも、ただでは済まないのですね。
女三界に家なしといいますが、ほんとうにそのとおりだなあと、家という制度を抜けてから身に沁みます。