どうでもいい話ですが、
私は、ずっと不細工と言われて育って来たので、ある種、醜形恐怖症みたいなところがあります。
特に、父親には、もともと口が悪いのも手伝って、かなり傷つくことを言われました。
「不細工なんだから、勉強くらいしろ」
「不細工なんだから、愛嬌よくしとけ」
なんていうのは日常よくあるセリフ。
中学生になって、マニキュアをして口紅を塗って出かけたら、烈火のごとく怒って、
「タヌキが何やったって綺麗に見えるわけないだろ」
と。
実家の隣は公民館で、そこでバレエのレッスンをやっていました。
もちろん、私は、バレエなんて縁がないですが、美しく軽やかに舞う先生の姿を見たくて、外からレッスンを眺めていたんですよね。
それを知った父は、私がバレエをやりたいと言うのではないかと恐れたのか、
「バレエなんて綺麗な子がやるもんなんだから、羨ましそうに見にいくな」
と。
小6くらいの話です。
小さな子どもって、かわいい、かわいいと言われて育つのでしょうが、私は物心ついた頃からずっと不細工扱いでした。
もちろん、父だって、憎らしくて言っていたわけじゃないと理解できます。
父を責めているわけでもありません。
でも、意外にも繊細な私の傷は、理解できても、なかなか治らないんですよね。
他の人が聞いたら、そんなの気にしてるのおかしいよ、と言う話だろうけれど、私としては、この傷が、一生付き合っていかなくてはいけない難病のように思えます。
最近、やりたいことリストを100個作ることを考えていたのだけれど、全然思いつかない。
ひとつ言えるのは、
生きている間に、自分を認めてあげたい、自信を持ちたい
ってことです。
成功する人と成功しない人の差って、自信があるかないか、だと思うんです。
自信がないが故に、いろんなチャンスをことごとく失ってしまうように思います。
それ以前に、きっと、私にはできるはずないって、信じ込んでいるんでしょうね。
なんか、悲しいな、こんなの。
私、口にするのにとても抵抗のある言葉があるんです。
それは、ブスとデブ。
自分がそうだという自覚があって、そのせいで、存在しているのが申し訳なくなるときがある。
かなり病んでますね(笑)
だから、人の悪口を言うときも、絶対にブスとデブは言えない。
自分のことを言っているようで、惨めな気分になるから。
みんな、なんであんなに自信満々なんだろう。
いつか私も、自信満々になれるかな。
サザエさんの花沢さんとか、自己肯定感半端ないよね。
そうか。
ブスでデブだって自覚があるのに、なんの努力もしないで、諦めてるからいけないのかもな。
そう思ったので、自分に厳しく、努力してみます。
どうでもいい話でした。