子育て

子どもの進路

三人兄弟

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最近、高3の長男の友達が遊びに来ると、麻雀のメンバーに数えられている私。
幼なじみのグループだったり、バイト仲間だったり。

友達のお母さんと一緒に麻雀やるなんてイヤじゃないのかしら?
と思わなくもないけれど、人数足りないよりはいいらしい(笑)

明日、大学受験だというのに麻雀やってていいの?という子もいたりして、笑える。
ma-jann

そんな幼なじみのメンバーが集まった先日、
「小学生のときはよかったよな~。勉強のことなんてなんにも考えなかったもんな~。」
という話で盛り上がったのね。

そうそう、みんな可愛かった(笑)

小学校の卒業アルバムの個人写真は、「好きなもの」を持って撮影されたもの。
サッカーボールやお気に入りのゲームなどを持ってにっこり笑う写真が多い中、うちの長男の手には、電動ドライバー(笑)

小さいころから、工作などのモノづくりが大好きだった長男。

二分の一成人式での夢は「建築士か大工」
卒業アルバムに書いた夢は「大工」

卒業アルバムに書いた夢を叶えることができる子は、いったいどのくらいいるのかな?
次々と夢を更新していくことだって当然だから、小6のときに描いていた夢なんてすっかり忘れている子だって多いと思うけど。

小6のときに大工になることが夢だった長男は、4月から、建設会社で型枠大工として働きます。

子どものころの夢が現実になったのだなあ。。。としみじみ。

中3になってすぐだったかな?
進路について、志望校を書いて提出することがありました。

それまでは、進路について話したことがなかったので、初めて知る長男の志望校。
興味津々で見てみたら、第一志望が工業高校。
続く第二志望も工業高校。
舜介

なんとなーく当たり前に普通科に行くのだろうと思っていたので、かなりびっくりしましたが、
「自分の将来の夢にちかづけるからです」
の一文に、これといって将来の夢がなかった私には、逆にすごいなあと。

当時のブログ記事を探してみたら、2014年の5月。
こんなことを書いていました。

先日のこと。

中3の長男が進路希望調査の用紙をもらってきたの。

「これ、親が書くとこ書いといて」って出されたんだけど。。。

長男の希望、初めて見た。

へ~~~~~って感じ。
まあ、木材で何かを作るとか大好きだし、大工になりたいとは昔から言っていたし、納得ではあるんだけど。

これを見て、私、正直ガクっときちゃったのよね。

勉強に関しては、ほんとに強制させることもなく、放任でやってきちゃった。
本人がやる気にならなきゃどうにもならないし、やる気になったときにどうにかなるだろうって思ってたし。その、やる気になる時期が、いまだに来ないんだけれどね。

だから、成績はもちろんよくない。
塾にも行かせてないし。(余裕がない、経済的に)

工業高校か。。。

大学行く気はないのかなあ。。。

やっぱり大学行かないとダメなんじゃ。。。

そんなふうに思っちゃったのよね。

自分はなんの夢もなく、なんとなく大学に行って、そしてやりたいことも特になく、こんな歳になってもまだ、自分がやりたいことがなんなのかもわからないくせに。

そして、大学に行ってたって、あ、夫も私もね、超庶民の暮らしでしかないくせに。

それでも大学行ったほうがいいんじゃないかって思ってしまうこのカチカチの思考回路。

正直、自分にがっかりした。

なんていうか、子どものこと、信用してないのかもなって。

一方で、ある程度、方向性をつけてあげるのが親の仕事なのかなって気持ちもないわけじゃなくて。

自分でも何が言いたいのかわかんないけど。

夢なんてなーんにもなかった私に比べ、ちゃんと考えてる長男のほうがずっと立派だ。

それだけはわかった。

私は子どものころ、必要以上に人の心の中がわかってしまう子でした。
まあ、妄想じゃないの?と言ってしまえばそれまでなんだけれど。

妄想するにも、自分の持っている知識を材料にして妄想を展開すると思うのですよね。
自分の考えや価値観が全く確立していない幼い時期なので、今思い出しても、妄想ではなかった気がします。

親が私に望んでいること、祖父母が望んでいること。
言葉とは別の本音が透けて見えると、将来の夢を無邪気に言うこともできなくなってきて、いつしか夢のない子になってしまいました。

だから、子どもたちには、誰に遠慮することなく自分が納得できることを探してくれればそれでいいと思ってきたのです。

(これもある意味親である私のエゴなのかなあと思わなくもないけれど。。。)

だから長男に関して言えば、結果的に夢だった仕事に就くことができたので、何もいうことはないです。

子どもの進路については、親も気をもんでしまうのも当然だと思うけれど、本人が納得できるものなら、正解なんじゃないかな。

周りは好き放題言いたいことを言うけれど、私の子だし、大丈夫って思ってる!
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