スポンサーリンク
あけましておめでとうございます。
いつも読んでいただきありがとうございます。
もう2日になってしまいましたが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんは、どんな年末年始を過ごされているのでしょうか?
私は、大みそかの夕方、電車で実家に帰省し、1日の昨日にはもう帰ってきました。
私の実家は栃木なのですが、大晦日の晩御飯には、年越しそばに天ぷら、それから、なぜかじゃこ天が並んでいました。
じゃこ天といえば、愛媛の名産品で有名ですよね。
なぜじゃこ天?
不思議に思っていると、みかんにキウイも出てきました(笑)
じゃこ天とみかんにキウイ。
愛媛の名産がずらりと並んだ実家の大晦日の食卓。
事情を聞いてみると、これが、思いがけない贈り物だったそうなのです。
実家には、両親とともに弟夫婦が同居しています。
私の弟は、実家の隣にある郵便局の局長をしています。
人口もそれほど多くない片田舎。
もちろんお客さんの数だって限られていますし、大口のお客様だっていないはず。
それなのに、そんな立地にも関わらず、弟は、全国一の営業成績を収めたとのこと。
こんな田舎でどうやって?
私はとっても不思議に思っていたのです。
ここで、さっきのじゃこ天とやっとつながってくるのですが。
毎月、ゆうパックでお米を送るお客さんがいるそうなんですね。
決まって30㎏、あて先は愛媛県なんだそう。
30キロのお米って、それはそれは重いんです。
これ、実際に持ったことのある人でないとわからないと思うけれど。
弟は、そのお客さんに代わり、車からお米を下ろして、梱包をして、配送の手配をしているのだそう。
送り先の愛媛の方も、ほんとうに大変でしょう? いつもありがとうねと、送り主の方をねぎらったそうなんですね。
そのときに初めて、実は郵便局の局長さんが全部やってくれてるのよ、と答えたらしくて、それを知った愛媛の方が、弟あてにお礼のお手紙と愛媛の名産をどっさり送ってくれたということなのです。
もちろん、愛媛の方が素晴らしく気の利く方だったというのもありますが、こういうひとつひとつの積み重ねがお客さんを呼んでるのだと思いました。
きっと、このお米の方だけを特別扱いしているわけではなくて、すべてのお客さんにこんな気持ちで接しているのだろうなあと。
それが、条件の悪いところでも営業成績をあげられた秘訣なんだろうなと思いました。
小泉元首相の時代、特定郵便局は悪者とされてしまったので、隠しておきたい気持ちもあるのですが……
弟が頑張ってくれているので、ご先祖様も喜んでいると思います。
そんなわけで、家を出た私としては、なんの心配もなく好き勝手できるってもんです。
それにしても、わが弟ながら、すごいなあと感心します。
与えられたところで自分を咲かせるって、こういうことを言うのかしら。
私なんて、まだ、つぼみにすらなっていない気がしてしまう。
ふたば? 歳だけ取ってしまったけれど(笑)
ガツガツするのも性に合わないし、何より自分らしくないと思うし。
人と比べると、自分の至らなさばかりが目について、ほんとうに落ち込んでしまったりするけれど、それでも、自分を信じて、一歩一歩ゆっくり進んでいこうと思います。
と言ってみるものの、私はほんとうにコツコツ続けることが苦手。
でも、やっぱり、何事もコツコツ続けることって大事なんだなあと改めて思ったお正月でした。
今年はコツコツ、心をこめて丁寧に、何事も実践していこうと思います。
家から実家まで、途中浅草で乗り換えなのですが、いつも必ず撮ってしまうスカイツリー(笑)
これは、昨日、元日のスカイツリーです。