ポケモンGOの配信が始まって1週間。
私はやっとレベル9になりました。
みなさん、されてますか?
批判的な意見もあるみたいですが、★
「やりたければやる、やりたくないならやらない」でいいんじゃないの?と思います。
うちは、母子4人で楽しんでいます。
ポケモン人気も意外と続きますよね。
いったいいつから続いているのか気になったので調べてみたら、ポケモンの放映は1997年からだそうです。
2000年~2002年生まれのうちの三兄弟。もちろん小さいころはポケモンにはまり、DVDを借りたり映画に行ったり、グッズを集めたり。。。
保育園の通園バッグは、ポケモンシールでいっぱいでした。
当時のブログに書いていた記事がこれ。一面ポケモンです(笑)
ポケモン世代の子どもたちは、ポケモンの属性や進化の仕方など、だいたい頭に入っているので、ポケモンGOは軽々できちゃうゲームみたい。
すごい知識量だと思います。
ジムで戦うのには電気(黄色)、氷(青)、火(赤)いずれかのチームに属さなくてはいけないらしいのですが、どのチームに属するかで強化するポケモンも違ってくるみたい。
私はまだジムに行っていないので、そのあたりはよくわからないのです。
代わりにブログ書いてもらおうか(笑)
って、私が書きたかったのはゲームの内容ではなくて、このゲームと子育ての関係性について。
昨日の朝、出勤の用意をしながらふっと耳に入ってきたテレビのひとこま。
街頭でマイクを向けられたお母さんが、
「ポケモンGOを始めてから、子どもとの会話が増えた」と話していました。
それも何人も。(意図的なのかもしれませんが)
それを見て、これはほんとうだよね~と思ったのです。
今日は、
なぜポケモンGOが母子の会話を増やしてくれるのか
について、考えてみようと思います!
男の子の好きなことは、往々にして、お母さんには理解できないことが多いです。
「男の子は宇宙人」「男の子は育てにくい」なんて言われてしまうのはそのせいですよね。
男の子のやることが理解できないお母さんは、そんな行動をを阻止しがち。
「やめなさい」「きたないでしょ」「なんでそんな無駄なことするの」
って、ついつい言ってしまいませんか?(笑)
三人の男の子がすべて東大に入学し話題になった佐藤ママの、こどもに言ってはいけないNGワードは、
「あとで」「勉強しなさい」「こんなこともできないの?」
だそうです。(詳しくご覧になりたい方はこちら ★)
確かに納得のNGワードだと思うけれど、私が考える男の子に言ってはいけないNGワードは、断然、
「やめなさい」「きたないでしょ」「なんでそんな無駄なことするの」
です。
あまり勉強には直結しないけれど、もっと根本的な親子の信頼関係を築くところで大事だなあと思うのです。
男の子は、自分の好きな世界をけなされるととてもさみしいそうですよ。
たとえば、男の子がよくやる意味もないもののコレクション(笑)
ダンゴムシとか蝉の抜け殻とか、BB弾とか、石ころとか。。。(うちの場合)
「きたないでしょ」
と言って捨ててしまうお母さんが多いみたいですが、気に入って集めているものを汚いと捨てられてしまうのはかなり傷つくみたい。
それから、男の子が大好きなゲーム。
特に、ゲームをしないお母さんにとっては謎の世界ですよね。私も全然やらないのでさっぱりわからないのですが。
その大好きなゲームを批判されるのも辛いそうです。
無駄な時間でしかないのにな。。。と、正直思ってしまうけれど、本人にとっては何より楽しい時間なのだから仕方ない。
それを認めてあげるしかないです。
溝が深まると、もうお母さんにはわかってもらえないからと、心を閉じてしまいますから。
とにかく男の子には、お母さんの理解できない世界があるのは間違いなくて、言ってしまえば男のロマン?のようなもの。
大人の男性だって、そこを否定されるとイヤがると思いません?
女性だって、女性にしか理解できない世界を批判されたらイヤですもんね。
わが子でも、そこは尊重してあげないと。
で、ポケモンGOに戻ります。
今まで
「ゲームなんかばっかりやって。いい加減にしなさい!」
って感じで、文句ばかり言っていたお母さんが、一緒に同じゲームを楽しんでいるとなれば、絶対男の子は嬉しいです。
私はもともと、ゲームの時間に制限も設けていないし、日常的に文句も言わないけれど、それでもこうやってレベルが上がったりすると報告がきます(笑)
それだけじゃないです。
前述の佐藤ママのNGワードにもあった「そんなこともわからないの?」、その「そんなこともわからないの?」が一切お母さんの口から出てきませんから(笑)
逆に、お母さんが子どもに教えてもらう立場だと思います。
少なくともうちは、私が教えてもらってます。
いつも甘やかされている三男も、こんな感じで立派に教えてくれます。
自分の好きな世界を共有できるし自尊心は満たされる。
これなら難しい年頃であっても、お母さんにも素直に心を開きますよね。
ポケモンGOに熱中するお子さんに渋い顔をしているお母さん、騙されたと思って一緒にやってみてください。
キューピッドの役目を果たしてくれるのは、ポケモンGOに限りません。
子どもが好きなもの、楽しんでいるものならなんでも。
好きな音楽やマンガ、テレビ番組、ゲーム、スポーツ・・・いろいろありますよね。
自分の世界をちょっと広げる感じで、一緒に楽しむのもおもしろいですよ。
全然興味が持てなくても、否定は絶対ダメです。
子どもの世界を尊重してあげれば、たぶん、いつも心を開いてくれるはず。
息子との会話が全然なくて。。。とお悩みの方、ちょっと試してみてくださいね。
うちは勉強に関しては自慢できることはなにもないけれど、母子関係はとてもうまくいってますよ~。